丸の内周辺は美しく整備されたエリアで、ここを起点に神田、上野、銀座、少し遠くなりますが月島、佃島への途中は撮影スポットの宝庫です。新緑の季節ともなれば、花壇、街路樹に様々な花が咲きます。植物は鑑賞するのは好きですが、種類、名称など細かい事は知りません。桜、つつじ、なんて誰もが知ってる草木の名称位は知ってますが・・・
大手門タワー・JXビルの前には、東京で最初の街路樹が植えられた場所らしく「市内最初の並木」と石碑が残っています。そう言ったいわれがある場所に近いせいかどうかは不明ですが、大手門タワー・JXビルの目の前には、緑豊かな約3,000㎡のオープンスペース「ホトリア広場」があります。オフィスワーカーのみならず、海外から訪れた旅行者もくつろげる場所となってます。
食べれる実なんでしょうか?見た目はブルーベリーっぽいですね。鳥たちの餌にはなりそうな感じです。葉っぱがヒイラギに似てるので「ヒイラギに似た葉っぱの実」でGoogle検索したら似た画像が沢山検索されました。「ヒイラギナンテン」これで間違いないようです。
大手門タワー・JXビルは、2015年に完成した三菱地所のビルです。三菱地所と言えば、丸の内、大手町、有楽町に30棟以上のビルを所有してるそうですが、私は「丸の内ブリックスクエア」が気に入ってます。赤レンガの外壁が何とも言えません。レンガを一つ一つ丁寧に組んでいく職人さんの姿が浮かんできます。
5月は薔薇が綺麗に咲いています。園内の整備、植物のお手入れも行き届いていていつ来ても癒される空間です。ここには、オープンカフェがありますので薔薇を見ながらコーヒー、ビールなど飲んでゆっくりできます。
うっすらとピンク色の花です。朝顔より二回りほど小さめの花ですね。
和田倉門の前あたりに自生していました。この朝顔以外にも自生してる植物がまだまだあるでしょう。
丸の内周辺を散歩するきっかけは、神保町にあるカレー屋「エチオピア」です。東京駅から神保町まで約2キロくらいでしょうか?その途中にある「神保町三井ビルディング」前の空間も綺麗に整備されてます。
登山もこの2ヶ月ほど控えています。クライミングジムも休業中。運動不足は言うまでもありません。マスクして3密避けて散歩。時より目に入ったものを撮影してます。これと言ったテーマはありません。
これは桜の木の「さくらんぼ」まだ熟していないようですが、食べても酸っぱいだけでしょう。駿河台下交差点で見つけました。都会の真っただ中で、「サクランボ」の実がなる。鳥たちのいい餌になる事でしょう。
エチオピアでカレーを食べた後は、東京駅まで歩いて戻るか、秋葉原の電気街へ向かい、そのまま、アメ横を通って上野駅へ行ったり・・・今回は、水道橋経由で東京駅へ戻るコースで歩きます。往復4Km弱と言ったとこでしょうか?水道橋へ寄り道するのはコーヒを飲みたいからです。それも「都会の山小屋」でコーヒー。
エチオピアでカレーを食べたら、水道橋駅そばにある喫茶店「穂高」へ向かいます。
山登りする人にはあこがれの名峰「穂高」。奥の壁には「新田次郎」さん直筆の色紙「穂高岳わがふるさとの山々に心おきなくものをいうなり」が飾られています。読書してる方、仕事の合間に休憩してる方、稀に6名くらいの団体さん、お客さんは様々です。
新田次郎さんの小説「孤高の人」は4年前頃読みました。読んでいくうちに小説の世界観に、グイグイと引き込まれしまった。小説「孤高の人」を原作に、坂本眞一による漫画「孤高の人」も山岳漫画としては有名ですが、小説「孤高の人」は山好きの方にはお薦めの一冊です。喫茶「穂高」で小説「孤高の人」を読む・・・なんと贅沢な事でしょう。
まるで山小屋のような空間です。「都会の山小屋」ですね!くつろげます。
喫茶穂高の所在地は、お茶の水駅から徒歩1分です。
【所在地】
東京都千代田区神田駿河台4丁目5−3 御茶ノ水穂高ビル
東京駅発、神保町、水道橋経由東京駅往復は、途中で食事、喫茶店などに立ち寄っても往復3時間程度です。もっとゆっくり散策してもいいのですが、目的は運動不足解消ですので、気が付いた時は速足になってます。都会のウォーキングも悪くはありませんが、本命は風の音しか聞こえてこない山の中を歩く・・・コロナウイルス終息後は、どの山へ行こうかと今から思案中です。
今回使用したカメラは、OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II にM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 久しぶりにマクロレンズを使用しました。もっと天気が良ければよかったのですが、あいにくの曇り空、時より小雨でした。このレンズも防滴防塵仕様ですので雨降りでもガンガン使用できます。