オリンパス映像製品の販売、サポートについて発表されました。ひとまず安心ですかね?

6月26日オリンパスフォトパス事務局から、“【重要・要開封】今後のオリンパス製品の販売・サポートについて”と題したメールが届きました。6月24日に『オリンパスが映像事業を譲渡』するニュースが流れた二日後の事です。

メールの内容は、オリンパスHPにもあるお知らせの内容と同じ内容でした。

引続き引き続きOM-D、PEN、ZUIKOレンズ、ICレコーダーなと゛のオリンパス映像製品の販売、サポートサービスを継続してまいります。

今後も安心してオリンパス映像製品をご購入、ご愛用下さいますようお願い申し上げます。

OLYMPUS HPより

山登りのカメラとして、オリンパス製品をこよなく愛する私としては、今後のサポートが継続するニュースを聞きひとまず安心しました。変わりやすい山岳地帯での写真撮影に必要な機能を備えているOM-Dシリーズ、私の体力が続く限り、これからも美しい山々を記録するでしょう。願わくば、現行のm3/4システムを更に改良して新製品を開発する新会社に引き継いでいただきたい。

フィルムカメラ時代のオリンパス製品

最初に所有したオリンパス製品は、フィルムカメラの『OM10』でした。現在も撮影可能です。ペンタプリズムが少々腐食してますが・・・さすがにフィルムで撮影する事は無くなりましたが、金属製のひんやりしたボディを持つとなんだか気持ちが落ち着くのです。

OM10

『OM10』を購入する時に、キヤノンの『AE-1』とどちらにするか悩んだ挙句、当時中学生の私は、安価な『OM10』を選んだのでした。本当は、『キヤノン』のカメラが欲しかったのですが、『OM10』を使ってるうちに交換レンズを買い足しているオリンパスファンの私がそこにいました。

仕事を始めるようになり、少しお金に余裕ができた頃、かねてより欲しかった『OM-2』を中古で購入する事になりました。

OM-2

『OM-2』も『OM10』同様にペンタプリズムが腐食してます。おまけにモルトが腐食して光漏れしてました。光漏れに関しては、モルトを張り替えるだけで簡単に治せますが、ペンタプリズムの腐食は素人にはどうにもなりません。そのまま使ってました。カメラを持った完食は、『OM10』より更にしっとりした金属の感触が気持ちが良いのです。

フィルムからデジタルへ

趣味の写真撮影は続けていた2006年、デジタルカメラへ時代は進み、ついに私もデジタル一眼レフを購入する事に・・・

その頃、オリンパスは3/4規格でデジタル一眼レフを開発していたのですが、フィルム時代のレンズは使い物にならないので、キヤノンへシステムチェンジする事になりました。

EOS 20Dを手に入れた私は、フィルムカメラを使用する事が無くなり、『OM10』『OM-2』そしてその交換レンズたちは、防湿庫で眠る事になる。

『EOS 20D』は良いカメラでした。でも、どこか物足りなさを感じて、カメラショップへ行くとオリンパス製品を手に取る日々が続いたのです。

一度、EOS系へシステムチェンジすると、なかなか他メーカーへ変更する事も出来ず、『EOS 5D』を購入する事になりました。登山する事が趣味の私ですが、『EOS 5D』にレンズを付けた重量は、軽く1Kg超えてしまう重量級です。しかも交換レンズまで持って行くとなると、ザックの総重量が飛んでも無い事になります・・・過去、三脚まで持って山へ行った時の下山では膝痛で大変な思いをしました。

登山のお供には軽いカメラが良い、しかも防滴防塵耐低温

そんな山での苦労を重ねて行くうちに、『RICHO GR』を手にする事になり、もっぱら登山中の写真撮影は、『RICHO GR』でした。

北アルプス唐松岳

『RICHO GR』は映りも良くていいカメラです。ですが、山の天気は変わりやすく、いつ雨が降ってもおかしくありません。実際、北アルプスなどでは急変する天候に写真撮影どころではなくなった経験があります。

西保山荘のテント場

苦労して登った絶景を写真に残したい。ただそれだけです。『スマホでもイイのでは?』の意見も理解できます。でも、ファインダーを覗きたいのです。フィルム時代から行ってる一連の動作だからでしょうか?それもあるでしょう。ファインダーから見える景色、映像が実際目にする景色と違って見える、そうです、輝いて見えるのです。

結局オリンパスm3/4を選ぶ私

EOS系は所持したまま、『OM-D E-M1』を手にしました。山での信頼度は絶大です。雨が降っても気にしなくていいのですから。

北アルプス高山植物

今まで雨に濡らした影響や、雪山での使用で故障した事はありません。一度、登山帰りの帰路にて駅構内でカメラを落下させてしまって、背面液晶モニターを交換する事になった事が有ります。もちろん、レンズの精度チェックも問題なく終えてます。今後もオリンパスサポートセンターのお世話になれると分かった今、体力が続く限り、山へ連れ出して撮影できそうです。