天園トレッキング中に立ち寄った鎌倉建長寺

小泉淳作画伯の雲竜図

2012年7月8日鎌倉にある天園トレッキングコースを散策していました。天園トレッキングコースは、鎌倉北部の外周をめぐる5キロ程のコースで別名鎌倉アルプスとも呼ばれています。私の場合、北鎌倉駅から歩き始めて天園トレッキングコースを瑞泉寺、鶴岡八幡宮、鎌倉駅と歩きます。北鎌倉駅からゴールの鎌倉駅までは、8キロほどになります。一時、膝を痛めていた時期があって低山をトレッキングしてました。この天園トレッキングコースはアクセスも良く何度か寄ってましたが、建長寺に通じる山道を知り、少し寄り道した時の話です。

鎌倉市街を一望、富士山も見れる展望台

建長寺との合流地点に見晴らしが良い場所があって、鎌倉市街が見えます。天気が良ければ富士山も一望できます。

天気が良ければ、富士山も見れます

鎌倉市街の眺め

天園トレッキングコース入口から20分くらい歩いた場所です。綺麗に整備された展望台もあり、ちょうどいい休憩場所です。

この当時はGR DIGITAL IIIを持ち歩いてました

初めてRICHOのカメラを買ったのが、GR DIGITAL IIIです。スマホ全盛のこの時代なので、使用頻度は減りましたが、GR、GR DIGITAL IIIどちらも今も使ってます。

建長寺 三門

山門

建長寺は北条時頼によって創建された日本初の禅寺です。北条時頼は熱心な仏教信者で禅宗に深く帰依していたと伝えられています。それにしても立派な作りです。

建長寺 法堂

法堂

鎌倉最大級の木造建築で2005年に重要文化財に指定されてます。
本尊千手観音坐像、パキスタンより寄贈されたラホール中央博物館所蔵の釈迦苦行像のレプリカ、華厳小宝塔が安置されてます。

小泉淳作画伯の雲竜図

小泉淳作画伯の雲竜図

法堂の天井部へ目線を上げると雲量図が描かれています。凄い迫力です。是非、自分の目で見て下さい。
構想から完成まで4年の歳月をかけて制作されたそうです。大きさは80畳になるそうだが、そもそも、そんな広い場所そうそうありませんよね。どこで制作されたのでしょうか?

思った以上のスケールの建長寺。ついつい長居してしまい長居してしましました。天園トレッキングコースは、また別の機会に紹介したいと思います。
見晴らし台まで戻り、天園トレッキングコースへ戻り、瑞泉寺、鶴岡八幡宮、鎌倉駅と歩きました。あれから8年近く経ちますが、現在、天園トレッキングコースは2019年の台風被害で一部危険個所があるかもしれません。これから天園トレッキングコースへ向かう方は、情報収集して向かってください。低山でも足を滑らせて怪我する事もあります。

トレッキングマップ

建長寺、瑞泉寺、鶴岡八幡宮と経由した今回のトレッキングですが、鎌倉市内には他にも色んな歴史的建造物があります。東京駅から北鎌倉駅までは、横須賀線一本の52分で到着します。鎌倉市内散策オススメです。
コロナウイルスが終息したら鎌倉歴史散策など如何ですか?