本日、6月24日(金)オリンパスが映像事業をファンドへ譲渡する一報がYahoo!ニュースで流れました。10代からオリンパスのカメラを使っている私にとっては、ただ絶句してしまいました。
5月20日頃だっただろうか・・・
韓国のカメラ事業から撤退し、今後、内視鏡や手術設備などの医療事業、顕微鏡、産業用内視鏡などの計測・測定機器事業に集中する方針だとニュースで流れたばかりだった。
この頃から、少しいやな予感がしていたが、それが現実になるとは・・・
現代のスマートフォンに圧倒されているデジタルカメラ分野です。一般の方でも綺麗な写真が撮影できる現代において、どれくらいの人が旧態依然のカメラを使っているのでしょう。
少数派となったカメラユーザーなんですが、少なくとも私は、ファインダーから見える景色や、人の笑顔を撮影するのが好きです。
目の前にする映像は時と共に流れていく。その瞬間を映像に切り取る。時には、レンズを変え、露出を変える。デジタルとなった今、ライブビューで露出も確認できるし、レタッチソフトにて好きなテイストに写真を操る事も可能になりました。
それが今や、スマートフォンの小さなカメラで一眼レフ並みの撮影ができ、パソコンも使用しなくても、スマホのアプリで簡単に写真を加工できる時代。カメラメーカーが縮小するのもうなずけます。
所有するカメラはキヤノン、リコー、オリンパスを所有してます。ですが、オリンパスには思い入れがあり何かと気になるカメラメーカーです。
中学時代にお年玉を貯めてOM-10のレンズキットを買いました。ファインダーをのぞくのが楽しくなり、レンズを買う為にバイトをし、『75-150mm f4』の望遠ズームを買う。この頃から私のそばには、いつもカメラがありました。
一時、写真から離れていた時期もありましたが、ファインダー越しに見える映像が忘れられず、未だにへたくそな写真を撮り続けています。
時代の切れ目なのでしょう。
カメラメーカーだけにとどまらず、私たちの生活スタイルの変化に色んな家電、遊び方、食事に至るまで、新しい生活様式に変化してます。
オリンパスの映像事業を引き継ぐファンドはどうなるのでしょう?
コニカミノルタを引き継いだソニーみたいに、オリンパスのフォーサーズシステムを継承してくれるファンドの出現を願うばかりです。